作業が終わりというわけではなく、テストランを繰り返し行い、その車の状態に最も適した数値を導き出していきます。全ての作業を終えたら最終のテストランを実施し、修理箇所だけでなくその他に違和感等が無いか確認を行います。テストランで問題が無ければオーナーへ分解整備記録簿と4輪ホイールアライメントデータをお渡しし、 タイヤの摩耗や部品の消耗・劣化等も関係する為、同じモデルであったとしても車輌によってそれぞれ テストランで走らせてみるとフロントからの異音と振動が大きいので、そういった点を踏まえて見ていきましょう。 ある一定の距離、期間を過ぎると一気に足廻りの消耗が進むイメージが強いですね。アッパーマウント先端部、かなりズレが生じているのが分かりますね。 経年劣化で固くなって衝撃を吸収出来無くなってしまう為、見た目に状態が良かったとしても再使用は厳禁です。新旧のアッパーマウント。 必要に応じて交換していきましょう。 断裂したベルトがエンジンルーム内で暴れたり、巻き付いてしまう事でエンジンにダメージを与え、 ショック交換後している事もありますが、アライメント数値の狂いが大きすぎますね。 トラブルを抱えている事が多いのでそういった点を確認していきます。 ボールジョイント側は状態を確認した所、特に問題は見られなかった為そのまま使用します。アッパーマウント中央のゴムマウントが破損してボルト装着部が完全に抜けてしまいました。 固定する部分が破損してしまうと大きく暴れてしまう事で走行が不安定になったり異音を発生させるのですが、 サポートマウント等の破損したカス等が付着してないか確認をしておくと良いでしょう。前述のアッパーマウントは中央のボルト装着部が抜けてしまっていましたが、本来ならこの様な状態なっています。 そのまま交換を行わなければその他のパーツに影響を与えて 新しいショックアブソーバーに各パーツを装着。フロントショックアブソーバーを車体へ戻します。交換作業を終えたロアコントロールアームを装着して足廻りフロントセクションの作業が完了。 プーリーが固着してしまうと摩擦の影響でベルトが断裂し 上記の様な違和感を感じたら早めに掛かりつけの主治医へ相談して下さい。 、冷却機能が失われる事でエンジンのオーバーヒートを発生させ、 取り外したフロントショックアブソーバー、ロアコントロールアーム。ロアコントロールアームブッシュに亀裂が入っていた為、新品へ交換。 4輪ホイールアライメント調整を行います。 車高調から発生する異音は、本来締まっていなければならないボルト類の緩みが原因になっている場合が非常に多いです。 もちろん、すべての異音がボルトの緩みにある!と言うわけではありませんが…。 ボールジョイント側の消耗が著しい場合は、アームアッセンブリーでの交換になります。 経年や走行距離等を考慮するとショックアブソーバーやアーム類に 今日は寒の戻りでしょうか。かなり強めの雨で寒いですね。 出来ればこの様になる前に経年等を考慮して交換しておきたいパーツですね。 走行中にガクンとステアリングが取られてしまう等の症状が気になれば交換が必要で、 この固定されていない状態のまま高速走行を続けていたとしたら…想像するだけでゾッとしますね。新旧のショックアブソーバー。 これは経験則ではありますが、X5や7シリーズなど車重があるモデルは、 リア側と比べてフロント側に掛かる負担が大きい事が判ります。 新旧のファンベルト、エアコンベルト。 フロントセクション同様にショックアブソーバーを外して各パーツの状態を確認し交換。 ショックアブソーバーの減衰力も正常では無かったので交換します。 DIY作業で学んだ情報や専門家から得た情報をDIYユーザーに解りやすくお届けします。ずっと乗りたかったミニクーパーを手放し、今は10万円のムーヴと20万円のBMWに乗る24歳。. 色褪せないBMWらしいドライビングフィールをキープし維持していく事も楽しみのひとつではないでしょうか。. 新旧のベルトテンショナー、アイドラプーリー。 新旧のリアショックアブソーバー。 Copyright © AUTOFINE All Rights Reserved. エアサスは以前に交換されたようなので、今のところ問題無しの状態でした。 掛かりつけの主治医へ相談する事が大切ですね。 フロント側に症状が多く出る為、たまにフロントのみのショックアブソーバーを交換するケースを見掛けるのですが、 験ある方、ここをなおしたら直った足回り以外の異音の出そうな所、ご存知の 方お教えください。新車で購入して1年8ヶ月ほどですのでこの異音を直して 楽しくBMWにのりたいです。車種は2003年式 320i Mspです。ビルシュタイン のBTSキットを装着しています。 bmw 3シリーズ セダンの革シートのキシミ異音対策に関するファッショニスタの整備手帳です。自動車情報は日本最大級の自動車sns「みんカラ」へ! 前後サスペンションの交換を終え、冷間始動時にキュルキュルと音が鳴っているベルト廻りの交換を実施。ベルト類やテンショナー、プーリー等に不具合があると異音を発生させ、 バンプラバー、スプリングパッド(アッパー・ロア) 症状的にX5では多く見るトラブルなので、フロント周辺から異音が出ている車輌は早急に対応が必要な状態です。異音等の違和感を見逃していると原因の箇所が大きく破損するだけでなく、 リア側も同様にビルシュタイン社製に交換。 ロックシートの緩み . こちらも2次被害、3次被害と確実に被害が拡大してしまいます。 取り外したリアショックアブソーバー。 ロアコントロールアームのブッシュは使用されているブッシュの中でも プレス機で古いブッシュを打ち抜いて新しいブッシュを圧入。ロアコントロールアームブッシュの打ち替えが完了。 構成部品が少ない事もありますがフロント側と見比べると、破損具合が大きく違う事が伺えますね。 今後のメンテナンス等をお話しして納車となりました。, 今回はX5 E70の足廻りからの異音修理等の作業を行いました。 適正な数値は変わってきます。テスターで測定し、メーカーの定める基準値に合わせたから 付随したパーツへの被害も拡大してしまう為、早期発見、早期処置をしておく事が大切です。バンプラバーは経年劣化で変色が進行し、このまま使用していれば大きく破損してしまう可能性が高いです。サポートマウントは経年劣化が進行しボロボロの状態。 洗車時の際等にアッパーマウント装着部周辺に、 負担が大きく定期的に点検・交換が必要なパーツの為、 アッパーマウントの断裂が原因のひとつである事が分かったので、早速フロント足廻りを分解していきましょう。 経年劣化が進行するとゴムの油分が抜けて固くなる事で振動を吸収出来なくなって破損してしまう為、 まずはフロント部の異音なのですが、 情報も頼りに交換のタイミングを見極めます。 アライメントの調整は車を正常に走行させるのに欠かせない作業のひとつです。 最高のパフォーマンスを発揮させメンテナンスコストの削減にも繋がる為、 エアサスの不具合等の症例も多く、走行中の状態の変化や異音等の違和感があれば症状が酷くなる前に ショックアブソーバーを取り外す際は足廻りに関連するその他のパーツの劣化具合も同時に確認しておき 分解してから各パーツの状態を確認し交換を行います。新旧のアッパーマウントガスケット、バンプラバー、サポートマウント(アッパー・ロア) 経年劣化や総合的なバランスを考慮すると前後共に同時交換してしまった方が走行も安定するだけでなく、 主治医と相談しながら経年を考慮して破損してしまう前に交換しておく事が大切です。新旧のアッパーマウント、サポートマウント(アッパー・ロア)、 ブレーキ時にガクガクと振動がステアリングに伝わってきたり、 中でもE53やE70モデルでは今回の様に足廻り部品の破損や 【E46 M3】足廻りショックアブソーバー・スプリング交換&VANOSオーバーホールetc,,,【62,000Km】, 【E30 320i M-Tech】エンジン・トランスミッションオーバーホール【150,000Km】, 【ALPINA D3 Bi-Turbo】ウインズ マルチサーブ【200,000Km】. 各部装着の際は本締めを行わず、テストランを行い各部パーツを馴染ませてから本締めを行います。次に足廻りリアセクションの作業へ入ります。 内部ベアリングの消耗は目視では確認できませんので、走行距離やエンジンをかけた際の音などの ショックアブソーバーを外していきます。 街中を走らせているだけでも徐々に狂っていきますので、2年に一度は測定・調整をおすすめしています。 2次被害、3次被害とトラブルが拡大してしまう恐れがある為、 スポンサーリンク (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 車高調は純正ショックと比べ、固定しないといけない箇所(調整箇所)が複数あるため、取り付けミスによる異音発生も決して珍しいものではありません。, 異音が発生しても焦る必要はありません。1つずつ原因になりうる箇所をしらみ潰しにチェックしていけば異音箇所の特定と対策に繋がります。とは言うものの全く見当が付かないという人も…, 車高調から発生する異音は、本来締まっていなければならないボルト類の緩みが原因になっている場合が非常に多いです。, 軽自動車は2本、普通車は3本で固定されているのが一般的になります。最近の軽自動車は1本止めだったりします。, ここのナットが緩んでいると路面からの衝撃を受けた際に、車高調とストラットタワー(車体)との隙間が開いてしまう為、異音が出るケースが多いです。, 適切に取り付けられていれば、ストラットタワーと車高調のアッパーマウント部分は常に接地しています。, しかし、ナットが緩んでしまっている事で、ここにガタがあればストラットタワー側に大きな負荷を掛けてしまうことになり、ストラットタワーが変形してしまったり、最悪の場合ストラットタワーが崩壊してしまう(車高調が突き抜ける)ケースも稀にあります。, ここはボンネットを開けるだけで簡単に確認できるポイントなのですぐに確認してみて下さいね。, 車高調のトップナットは車高調の天辺に取り付けられているM12〜M14程度の少し大きめのナットです。, コチラのナット、はショックアブソーバーとアッパーマウントを固定している大切なナットになります。, トップナットが緩んでいる場合も、先程のナットと同様に、段差でショックが伸び縮みした際に車高調が浮いてしまう時間が出来る為、【ゴンゴン】異音が出てしまいます。, ここのナットは、強めのトルクによって閉められている為、通常は緩むことはほぼ無いと言っても過言ではありません。, 主に車高調のバネを変更する場合に緩める場所です。もし、異音が発生する前にバネの交換などを行なっているのであれば、ちゃんと締まっていなかったケースも考えられます。, ここのナットは普通に閉めようとしても、車高調のシャフト(ネジ山がある場所)が供回りしてしまう為上手く閉められません。, トップナットを締める際は、インパクレンチを使って締め込むか、写真のようにシャフトにヘキサゴンレンチが掛けられますので、ヘキサゴンレンチとスパナやメガネレンチの両方を駆使して締め込みます。, 車高調のアッパーマウントを交換する時、車高調のスプリングを交換する際必要になってくるのが、【トップナット】の取り外しです。 トップナットはシャフトが供回してしまうため、レンチやソケットでそのまま回そうとしても緩ませる事や閉[…], ここが緩んでしまっているとタイヤに直結しているナックルが走行中に遊んでしまうため、異音が出るだけではなく、ステアリング操作にも大きな影響を与えかねません。, 特にキャンバーボルトを取り付けている方なら尚更、ボルトの緩み時に大きな異音が発生する場合があります。(車高調とナックルの隙間が大きい為), キャンバーを付けたいな〜。 と考えた際に真っ先に思い浮かぶのは『キャンバーボルト』の取り付け。 なんて方も多いのではないでしょうか?もちろん車の構造でキャンバーボルトの取り付けの出来る出来[…], セダン車によく見られるダブルウィッシュボーン式の足回りの場合は、車高調がナックルに取り付けられているわけではありません。, この場合はロアアームに車高調が固定さていますので、そちらのボルトを確認してみて下さい。M12ぐらいのボルトが1本で固定されていると思います。, 車高調のロアブラケットを固定しているロックシートが緩んでいると段差を越える際などに異音が発生する場合があります。, 車高調のカートリッジ部分に作られたネジ山にロアブラケットが入り込み、ロックシートによって固定されています。, ロックシートが緩んでしまっている場合、カートリッジとロアブラケットにガタがある為異音が発生します。, 特に、FF車のストラットサスペンションの場合、ハンドルを切るたびに車高調が合わせて回転する為緩みやすかったりします。, これは筆者の感覚的問題かもしれませんが、ロックシートが緩んでしまったことがある車は全てFF車のフロント車高調です。, ロックシートが頻繁に緩んでしまう場合は、対策部品がありますので、こちらの記事を参考にしてみて下さい。, 車高調を取り付けている人の中には、ロックシートを締めても締めても緩んでしまう... そんな悩みを抱える人は多いと思います。 改善策も分からず力一杯締めてもまた緩む... そんな方に朗報です。車高調のロックシートが緩まなくなるとっ[…], 先程お伝えした異音の原因は、ボルトやロックシートの緩みでしたが、それ以外の異音に繋がる原因も解説します。, バネを遊ばせていたり、あまりにも低いバネレート(標準以下)を使っていると、大きな段差を越える瞬間や、速度が出ている高速道路を走行中などにショックアブソーバーが底付きしてしまい、異音が出ることがあります。, 車高調が『底付き』をしていて不快な乗り心地んい不満を抱えるユーザーは少なくありません。 また車の持ち主だけではなく、普段横や後ろに乗るパートナーにも不快な乗り心地は色々な面でよろしくありませんね... そこでズバリ!車高調の底付きを[…], 底付き防止のために、車高調にはバンプストップと言うゴムブッシュが取り付けられている為完全なる底付きをするケースはほとんどありませんが、それでも車高調が壊れる原因になります(オイルやガス漏れ)。, もし、バンプラバーが長い場合は少しカットする手段もあります。少しの底付きであればこれだけで異音解消する場合が多いです。, 車高調に2つのバネが取り付けられている事がたま〜にあります。ヤフオクなんかで中古品を探していると付いているものが売られている事もしばしば。 よく見かけるけど、『アレってどういう効果があるの?』 中には、『[…], 車種によっては車高を下げたことでドライブシャフトとフレームが干渉してしまい、異音が発生する場合があります。, 車の構造上、車高を下げるとドライブシャフトが万歳するので、フレームとのクリアランスが狭くなります。, 金属と金属がぶつかり合って発生する異音になりますので、少し重たい音が発生することが多いです。, 車種や干渉の仕方によっても異なりますが『ゴンゴン』『コンコン』といった異音が発生するケースが大半です。, ドライブシャフトとフレームの干渉対策についてはコチラの記事で詳しくお話ししています。, 車高を極度に下げていくと何かしらが干渉し行き詰まってしまう事はよくある事です。『ドラシャの逃げ加工』なんて言葉を耳にした事がある人も多いはずです! ドラシャの逃げ加工は車種にもよりますが、車をベッタベタにしなくても車高を下げる事で必要に[…], 先ほども少し話をしましたがフロントサスペンションは、ステアリング操作に伴う、車高調が回転する動きをします。, バネから異音が出る場合は【コキコキ】【パインっ】バネが反発するような異音が出るケースが多いです。, バネからの異音についてはこちらの記事でお話ししていますのでコチラを読んでみて下さい。, 車高調を取り付けるにあたって『異音』に悩まされている方も少なくありません。 せっかく高いお金を払って取り付けたパーツから異音が出ていてはストレスも大きいですよね。 車高調から出る異音はいくつかの原因が考え[…], 車高調からの異音に悩ませれたら以下の順番でハジから原因解明していくのがいいと思います。, 多くの異音は、本来ならしっかり締まっているものが緩んでしまい、ガタが生まれていることによって発生するものが多いと言うことを頭に入れておきましょう。, 新車から年数が経ったり、距離を走ってくるとどうしても避けては通れなかったりします。 段差を変える度に足回りからの『コトコト』『ガタガタ』『コンコン』異音が気になる人も多いです。 車の足回りは毎日、路面から[…], 段差を越えると足回りから『コトコト』『ゴトゴト』異音がする時に考えられる3つの原因. 車重の重いXシリーズはウィークポイントとして足廻りにトラブルを抱えるケースも多く見られ 掛かりつけの主治医と長期のメンテナンスプランを立てて対応していく事で スプリングパッドは大きく破損する事は稀なので見た目には再使用出来そうなのですが、 パワステも利かなくなり操作が出来なくなって非常に危険です。 人間と同様に年を重ねればあちこちに不具合が出てしまう事は仕方が無い事なのですが、 今回は反対のボールジョイントの状態は悪くなく、アームの再使用とさせていただきましたが 【BMW X5】足廻りからの異音修理etc,,,【85,000km】 今日は寒の戻りでしょうか。かなり強めの雨で寒いですね。 来店予定だった方も明日にスライドとなったので、メンテナンスレポートをまとめていきま … 来店予定だった方も明日にスライドとなったので、メンテナンスレポートをまとめていきましょう。, 今回のメンテナンスレポートはBMW X5の足廻りからの異音修理等をメインに作業を行います。走行距離は85,000km。 トータル的な事を考慮して作業を行う事が大切です。