毎週お届けしている「チャイナビジョン2018」、今回は、私の経験を通して、中国の人々の生活を変えていくインターネットという話題ついてお話したいと思います。お相手は藍暁芹です。, 7月と8月の夏休みに、子供を連れて旅に出るのが多くの中国人の考えです。私は、8月7日からの10日間、年休を取って、娘を連れて故郷の浙江省麗水市に帰りました。その後、友達と省都の杭州で合流し、そして龍井茶の産地で水郷の町でもある烏鎮に行き、そこで忘れがたい3日間を過ごしました。, 杭州で合流したのは、全国各地から来た17人の母親とその子供合計21人でした。友達と言っても、実は中国語で「網友」、インターネットで知り合ったものです。, 話は10年前に遡ります。2008年のある日、妊娠した私は、インターネットでサーフィンして、「天涯社区」というネット上のコミュニティを見つけました。それは母親と赤ちゃんの話を中心とするコラムで、だれかが発表したメッセージを読みました。「出産予定日は2009月1日の準ママで、QQでチャットを作った。その番号はなになにである」と書いてありました。これに興味を持つ私は早速検索し、チャットへの参加を申請しました。そして翌年の1月に多くの新米ママになる全国各地の女性とネット上で友達となりました。, 同じ妊婦なので、話題もほとんど同じでした。顔が分からなくても、付き合っているうちにだんだん身近にいる友人のように感じ取り、子育てについての様々な問題についてなんでも気軽に話し合わせるような仲間となり、あっという間に10年過ぎました。, およそ2年前に、QQを止めて人気のWチャットを使うようになり、当時メンバーは43人です。江蘇省や広東省、浙江省、福建省、四川省など全国各地のママ友です。年齢は20代から40代。, 私は初めて今回のような集いに参加しました。今年はネット上で知り合って10年となり、子供たちも10歳になりました。そこでママ友だけでなく、子供たちにも互いに会ってもらいたいと思って、今回の集いを企画しました。, それぞれ仕事を持つため、結局この集いに参加できたママ友は17人に留まり、時間はみんなの都合のよい8月11日から14日までの4日間です。集合場所は、交通の便がよい浙江省の杭州にしました。この17人のうち、旅の達人がおり、勤め先で会計や財務管理を担当する人がいることから、集いは計画通りにスムーズに実行されました。, 「一緒になってよく食べて、飲んで、しゃべって、遊ぼう」ということで、旅の目的地は杭州駅からタクシーで30分間ほどで到着できる龍井茶の産地、烏鎮でした。この烏鎮は明や清の時代の建物が今にも沢山残っている古い町で、中国ではとても人気のある観光地です。, 11日の夜に、烏鎮の「逸嶺」という民宿に集合するということですが、一部の人は、一日も早く杭州に着き、「西の湖」と書く「西湖」という観光スポットを見て歩きました。浙江省出身の私は、故郷の夏の暑さに負け、この日の午後、麗水駅から高速鉄道に乗り2時間近くで杭州東駅に到着した後、タクシーに乗り換え、烏鎮の「逸嶺」という民宿に辿りつきました。, 美しい湖西湖を堪能したママ友達とその子供たちがレンタルカーで烏鎮に到着したのは夜の9時半でした。初対面にもかかわらず、長年の付き合いのように、チャットで使用するニックネームで互いに呼び合い、抱き合いました。感動の余り涙ぐんだ人もいました。, 12日のテーマは「茶」。午前中山に登り、お茶の葉を摘みました。午後、民宿の庭で地元のお茶の専門家による、お茶に関する講座を聞きながら、お茶を炒める体験をしました。, 13日のテーマは「水」。みんなでバスに乗り、近くにある観光地でもある「九渓」という川に行き、そこであらかじめネットで買って民宿まで届けてくれた「水のガン」で水合戦をやりました。こうして各地から駆けつけてきた子供たちは一緒に遊んだりして、さらに仲良しとなりました。, ママ友たちは、夜になると、おつまみをたべながら、お茶やお酒を飲み、ゲームをしたり、おしゃべりをしたりして理解を更に深めました。, 13日の夜、3人のお母さんとその子供は用事があるため、一足先に帰りの途に就きますが、2人の男の子は手を振って、さよならを告げましたが、1人の女の子はみんなと別れるのが嫌で大泣きしました。ママたちも涙を流して抱きしめ合いながら、「来年もあいましょう」と約束して別れました。, それぞれ在住の都市に戻ったママ友たちは、Wチャットで話し合う日々を過ごしています。実際に会って初めて、こんな素晴らしいこともできるんだと実感できるようになりました。さらに「ポエムの愛好者」や「整理整頓のマニア」、「一緒に論語を読みましょう」など小さなチャットを設置するほか、今後、チャットでテーマ別で講座を行う計画もしています。, 24年前の1994年、中国は世界のインターネットに接続してから、中国人の生活や消費、外出などについてのこれまでの考えを変えています。, この24年間にネットをめぐる起きた重大な出来事を振り返ってみましょう。1997年、網易会社が創設され、翌年、張朝陽さんは、捜狐網を正式に立ち上げました。そして1998年、メールボックスが普及され、初のネット上の支払が出来るようになりました。1999年9月9日、後ほど電子商取引大手に成長したアリババが創設。1999年12月、ネット用のチャットアプリQQが誕生。2000年1月1日、後、中国の最大の検索エンジンを提供する企業である百度が創設されました。, つづいて、21世紀の初めに、ブログやウィボなどが誕生しました。2003年に、後で世界で最大のC2C電子商取引プラットフォーム・淘宝網が使用され、その年の下半期、「アリババグループ」が提供する中国最大規模のオンライン決済サービス、支付宝(アリペイ)が誕生しました。2008年、中国のインターネット利用者の人数は初めてアメリカを超えたということです。, そして2012年、スマートフォンによる移動インターネットの利用規模は初めてコンピューターでインターネットを利用する人数を超えました。買い物の決済だけではなく、タクシーや公共バス、地下鉄の利用も携帯のアプリで済むことができるようになり、現在、財布を持たなくてもいいですが、携帯を忘れると、大変なことになるほどです。, 「チャイナ ビジョン2018」今日は中国人の生活を変えていくインターネットについてお話ししました。お相手は藍暁芹でした。(完). 16A Shijingshan Road, Beijing, China. © China Radio International.CRI. A: 可以. 100040. 毎週お届けしている「チャイナビジョン2018」、今回は、私の経験を通して、中国の人々の生活を変えていくインターネットという話題ついてお話したいと思います。お相手は藍暁芹です。 7月と8月の夏休みに、子供を連れて旅に出るのが多くの中国人の考 A: 不加班, 一般 9-10 点多到, 6 点多就下班了。弹性工作。 Q: 福利待遇怎么样?