私はそれを聞いて最初は嬉しかったけど、だんだん不安になってきました。 3.5問免除の受験者は昨年より少ないが今年の10月試験では申込み順ということもあり、免除受験者の割合が高いと思われる。 慶應大学商学部からの就職先トップ10には、メガバンク、東京海上日動火災、アビーム、野村證券、日本生命、監査法人トーマツと、就職人気企業である金融機関、コンサル、監査法人が並ぶ。他にも、キーエンス、電通、住友商事、新日鉄、nttデータなどの人気企業 https://www.econ.keio.ac.jp/undergraduate/curriculum/curriculumup/mita_class, ここは経済学の根っこのところなので、この分野をサボると厳しいのでそれなりに真面目に勉強するしかない。, 金融の専門職志望であれば、証券外務員試験、証券アナリスト試験(CMA)とか勉強することになるだろうから、ここで真面目に勉強しておけば後々便利であろう。, エコノミストを目指す学生は必須であるが、正直それ以外だと余り使う場面はない。 慶應大学は私学でトップの大学であり、就活に強いことで知られています。どの業界でも慶応OBが多いので、慶應生が優先して採用されるというような噂もあるレベルです。学閥というやつですね。それ相当の人材を輩出しており、日本の経済界とのつながりも強いと言うのは本当でしょう。今回は慶應義塾大学経済学部の就職について調べました。経済学部は基本的には他学部よりも就活実績が良いのですが、慶應義塾大学というもともと就職の強い大学で、学部の就職も強いとなると、どこまで大手に就職できるのか興味を持つ人もいると思います。そういった方に読んでもらいたい記事です。, 慶應経済の毎年の卒業生は1200名を少し切るくらいです。18年度(2019年3月卒業生)に関しては533名が大手企業へ就職しています。おおよそ2人に1人です。それを表にまとめたものが下の棒チャートです。, 大手企業への就職率が46%ということで、はっきり言うと最上位の就活の強さです。一橋大学の大手就職率が約50%なので、それに次ぐレベルです。普通に東京大学や京都大学よりも就職状況は良いのではないか、と伺ってしまうくらいに就職に強いですね。やはり『慶應』というブランドに加えて、ビジネス系学部である(経済学部)という+αがあるので、このくらいの大手就職率になるのでしょう。私立で比較すると、早稲田や上智と比べても慶應は頭一つ抜けてますね。もともと新卒採用者数では早稲田と慶応は同数くらいなのですが、慶應の方が学生数は少ないので、大手への就職率で考えるとこのようになるのも納得です。早稲田と慶應でどちらが良いかというのは人それぞれ分かれる所ですが、就職でいうと 慶応>早稲田 でしょう。, 慶應経済の大手企業への就職率についてお伝えしましたが、そもそもどの企業を『大手企業』と定義したかについてご説明します。, この記事では大手・有名企業260社への就職率を計算しています。260社の定義は下の通り。大手・有名企業= 上位260社= 日経225+他日系大手10社+主要外資25社, 日経225は日経平均のことで、日本を代表する225社が選ばれています。これに非上場などの10社と主要外資25社を加え、大手・有名企業260社と定義しています。, 日経225: https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/index/component?idx=nk225, その他日系10社:サントリー・日本生命・住友生命・明治安田生命・竹中工務店・YKK・SG(佐川急便)グループ・JTB・朝日新聞・日本航空, 主要外資25社:P&G、ボッシュ、PWC(コンサル)、PWC(監査)、アクセンチュア、アマゾン、グーグル、ゴールドマンサックス、Johnson&Johnson、3M、Salesforce、デロイトトーマツ(3社)、ブリティッシュ アメリカン タバコ、IBM、Oracle、TATA、HP、Microsoft、ロレアル、ベンツ、監査法人2社, 慶應義塾大学の就活実績は大学のホームページで公開されています(下記参考)。本記事は公開データを更にまとめたものになります。 https://www.students.keio.ac.jp/com/career/service/date.html, やはり経済学部という学部の色もあるので、金融機関への大手への就職が多いです。特筆するべきは各金融セグメントのトップ企業(三菱UFJ銀行、野村證券、東京海上日動、三菱UFJ信託)への就職が多いことでしょう。また、総合系コンサル(アクセンチュア、アビーム)も人気があるようです。, 17年度のトップはみずほFGです。が、みずほは18年度からは採用をかなり絞られています。, 最後に慶應経済の大手就職者のうち、どの業界やどの企業への就職が多いのかについて見ていきます。, 慶應義塾大学経済学部の卒業生は毎年1200名より若干少ないくらいです。18年度(19年3月卒業生)に関しては533名が大手企業へ就職しています。その内訳を業界別に示したものが下の円チャートです。, やはり金融業界への就職は多いです。この部分に関しては他大学の経済学部と同様です。やはり経済学部というバックグラウンドなので、金融業界がより身近に感じられ、金融業界を目指す人が普通に多いからだと思われます。特徴的なのは専門サービス(コンサル・監査法人・シンクタンク)と総合商社への就職者の多さでしょう。特に最近は総合系コンサル(アクセンチュア、デロイトコンサル、PWCコンサル)で新卒採用が活発ですが、それを差し引いても簡単に就職できる会社ではありません(コンサル人気のため)。そこに多くを輩出している点は特筆すべきです。また総合商社への就職者ですが、18年度は慶應経済だけで42人もいます。中央大学や明治大学などがそれぞれ10名前後を総合商社へ出しているのですが、慶應は経済学部だけでその4倍くらいいる訳です。端的に、慶應経済の学生のレベルが高めなのかもしれません。, 慶應経済の大手企業就職率は約46%です。私学では早稲田や上智に差を付けてのトップであり、頭一つ抜けています。国立と比べると一橋大学のレベルまであと一歩という所です。就職に関してはかなり強く、慶應経済の学生であることが就職活動においてプラスに働くことは自明でしょう。就職先としては金融機関の大手に加えて、専門サービス(コンサルや監査法人)と総合商社への就職者が多いです。特に総合商社は慶應経済学部からだけで42名も出しており、学部の実績としては圧倒的といえるのではないでしょうか。慶應経済の学生が就活で気にしなければならない点は学内競争でしょう。当たり前のことですが、大手企業は大学ごと、場合によってはその大学の学部ごと、に何名ずつ採用したいというようなイメージ(大まかな採用計画)をもって新卒採用活動を行います。つまり、慶應経済の学生の場合、競争相手は慶應他学部か同じ慶應経済になる訳です。優秀な学生が多いと思うので、慶應内での競争を勝ち抜くのは簡単ではないでしょう。だからこそ、就職活動には余裕を持って、自分をアピールできる経験を作って、挑むべきです。アルバイトやサークル活動の話ではなかなか勝ち抜けません。学生時代にリーダーシップ経験やグローバル経験・ビジネス経験といった『しっかりとした経験』を積むことが必要です。, 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。, 社会学部は社会現象がなぜ起こるのか、またその発生のメカニズムの解明を研究する学問です。社会構造の変化なども扱う学問で、一橋大学や早稲田大学の社会学部が有名です。今回は立教大学の社会学部の大手企業への就職についてまとめています。, 商学部は基本的に就職に強い学部です。日本の商学部の最高峰と言えば一橋大学の商学部で、大手企業への就職率は50%を超えます。明治大学の商学部も歴史と伝統があり、偏差値的にも上位に位置する学部です。今回は明治大学商学部から何名が大手企業へ就職していくのか、またどの業界の大手企業へ入りやすいのか、について調べました。, 今回は中央大学の理工学部の就職を、理工学部生と理工大学院生の2つの観点から、どの大手企業へ就職できているのかを調査しました。理工系の学生にぜひチェックしてもらいたい内容です。, 立教大学には様々な学部があり、学部によって就職での評価は変わります。今回は立教大学の各学部から、大手企業へ就職する人がどの位いるのかを調べました。MARCHの各大学に在籍している大学生や、MARCHへの進学を検討している高校生に見てもらいたい記事です。, この記事では中央大学経済学部の就職の強さを検証します。基本的に経済学部は就職に強い学部ですが、ここでは大手に就職できる人が何%いるのか、大手企業毎の就職者数まで解説します。, 上智大学経済学部は同大学では外国語学部や法学部に次いで人気のある学部です。またビジネス系の学部であるため、就職活動における評価は低くありません。今回は上智大学経済学部の就職先について調べています。経済学部生のうち、どのくらいが大手企業へ就職できるのかを知りたい人向けの記事です。, https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/index/component?idx=nk225, https://www.students.keio.ac.jp/com/career/service/date.html. 記述採点お願いします。 Xは、A県を被告として、換地の配分につき、無効等確認訴訟を提起すべきである。... 行政書士試験について数回以上受験していますが、本日もまた合格点に届きませんでした。ここ何回かは自己採点的には5割程度で法令等の5肢択一式の行政法と民法も5割程度になっています。 今回インタビューをした方は慶應義塾大学「経済学部」経済学科の卒業生です。, 慶應義塾大学経済学部の難易度は、一橋大学経済学部より下でMARCHより上あたりに位置します。, 早稲田慶應のいわゆる早慶と言われるくくりの中では、慶應経済は上位学部に位置していると言われているため難易度は上の方です。私は一橋大学に2点差で落ち慶應義塾大学の経済学部と商学部、明治大学の法学部に合格し慶應経済に進学しました。, 大学の友人も6割が難関国立大学落ちで早慶に複数合格をしながらこの学部を選んでいます。, 私が慶應義塾大学経済学部を志望した理由はその就活力の高さにありました。この大学とその学部は正直に言って第一志望ではありませんでした。そのため常に併願校としてしか考えていなかったものの、それでも併願校としても十分に魅力的な要素としてその就活での強さがありました。, 慶應義塾大学は全国区でその名が知れ渡っていて非常にブランド力があると思います。このブランド力をもってして就活を行えばそれだけでいくつも返ってくるものがあります。, また三田会の存在も非常に強力でしょう。慶應には三田会と呼ばれるOB組織があり常に学生と卒業生が繋がることができ上の世代から有益な情報が容易に入手することができます。このように学生をバックアップする存在が豊富にある慶應義塾大学という大学は自分にとって堅実な将来を描く上で強みになると思えたため志望しました。, 私が慶應義塾大学経済学部に入学してから感じたギャップは、まず1つは男社会であるということです。正直、入学前は慶應義塾大学の内部情報にとても疎かったため勝手に女子が多く華やかなイメージを抱いていましたが現実は違いました。経済学部は全国的に男子が多い学部ですが慶應はそれ以上に男社会で体感9割に迫る勢いで男しかいませんでした。これは慶應の中でもダントツで経済学部が1番です。, 2つ目は意外と凡人ばっかでやばいやつも普通にいるということです。他の大学の事情がよくわからないので想像に過ぎませんが所詮受験勉強が少しできた人たちに過ぎません。入試を突破したからといって人柄が優れている保証にはならないので色々難ありな奴が普通にいます。またこれには母数の多さも影響しているのだと思いますが意外とみんな普通な人でした。, 私がいた慶應義塾大学は在学中の学生やOBが問題行動を起こしてニュースに取り上げられることが多いため、個人的には社会的なイメージは最悪だろうなあと思っていましたが、所詮自虐なたにすぎず意外と世間の人はまともに評価してくれているのかなあという印象です。, つい先日の話なのですが、急な土砂降り雨で雨宿りしていたところ年配のおばあさんが話しかけてきて軽く会話をする中でどこの大学を出たか聞かれたため慶應と答えたら驚かれるという出来事がありました。ただ慶應を出ただけなのにしっかりしていると思ってくださり、自分の中での認識と世間の認識が意外にも違うことを再確認しました。, 慶應義塾大学の中で経済学部というのは正直にいって普通というのが共通認識だと思います。入学前は慶應の看板は経済学部だと思っていましたが、そのような意識は正直学内にはあまり見受けられませんでした。近年では法学部の方が経済学部よりかはちやほやされるそうですがそこまで変わりません。, 経済学生の特徴としてはなんだかんだ言って根はみんな真面目なところに共通性があると思います。表面上は色々派手なことをやっている奴はいましたがテスト近くなると比較的みんな真剣に勉強していました。またそれに付随して静かな子暗めな子も他学部よりかは多めな印象でした。, 慶應義塾大学経済学部には経済学科しかないためそれについて説明します。経済学部では入学時にa方式とb方式に分かれていて前者は数学が必修で後者は歴史系が必修となっています。両方式とも日吉キャンパスにいる1、2年次はマクロ経済学の古典派ケインズ派、ミクロ経済学等の基本的な経済の知識を広く学びます。, そして三田キャンパスに移る3、4年からは8つほどの経済学の分野から複数選んで経済学の奥深くを掘り下げながらじっくり学ぶことができます。国際貿易や国際金融、経済理論やマルクス経済等も学べます。, そして何より3年からはゼミに入ることができます。義務ではないのですが就職等に響くため良いゼミに入るため様々な情報戦、試験等を経て各々ゼミに入ることになります。, 慶應義塾大学経済学部は基本的にみな大企業志向なので、名だたる大企業を中心に就活を進めていきます。優秀層は東京三菱UFJやみずほ等のメガバンク含む金融系や大手コンサル、大手商社や保険会社、電通なんかにも多くの人がいきます。有名企業にはほとんど進んでいると思います。, 普通の層では稀にちらほらとあっと言わせるような大企業に行く人も一定数いますが、まあ相応の企業に落ち着いているという印象です。良くも悪くもありません。またベンチャー系に行く人も見受けられます。, 残念な層になるとそれは聞いたことのないような会社に行く人もいます。慶應経済という比較的世間的にも認められている学歴を得たとしてもダメな時はダメです。また意外な分野では公務員系も一定数います。都庁なんかだとかなり入っていますし、外務省なんかにも行く人が複数います。, いかがでしたでしょうか。 特に問45は1つの正解なんてないのでまさに採点官のさじ加減次第で0点にも満点にもできるという問題な気がします。 JavaScriptが無効です。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてください。JavaScriptを有効にするには, 慶應経済から公認会計士の資格を取得して、大手監査法人に就職した後、外資系コンサルに転職するか、慶應経済から直接外資系コンサルに就職するか、どっちが難しいですか?. 今回は慶應義塾大学「経済学部」の評判について、卒業生の方にインタビューをしてきました。, 慶應義塾大学「経済学部」の詳しい就職先や学生の雰囲気、学費や奨学金制度についてもっと知りたい方は慶應義塾大学のパンフレットを請求してみて下さい。ネット上に掲載されていない貴重な情報が沢山見つけられますよ。, マイナビ進学を使えば、慶應義塾大学のパンフレットは簡単に請求できますので、少しでも慶應義塾大学「経済学部」への受験を検討している方はパンフレットを取り寄せてみて下さい。, それでは、さっそく慶應義塾大学「経済学部」の評判について見ていきましょう! 大学によるが、この手の科目は計算が無いのでレポートだけで単位OKな科目が多いかも知れない。いずれにせよ、役に立つ分野ではない。, 一見、これは上記③と同じように、文学・歴史系のように見えてビジネスでは使え無さそうに思われるかも知れないが、実はこれはおススメである。, 直接役に立たないかも知れないが、経済の発展の歴史に詳しいと、ビジネスアイデアとかビジネスセンスを磨く点で有用だろう。面倒な計算が求められないので、実は真面目に勉強しがいのある科目である。, 産業組織論あたりは教養として悪くないかも知れないが、必ずしもコスパが良い分野とは言えないだろう。この分野が好きだという学生がどれだけいるかは不明であるが、就活・実務という観点からは、優先順位は高そうな分野ではないだろう。, 「金融論」とかいうと、金融専門職志望には有望の様に見えるかも知れないが、別に知らなくても構わない。法学部とか商学部からでも外資系金融や国内系金融専門職に就職している者はいるが、そういった者は「金融論」を勉強したわけではない。, 日銀、DBJとか、エコノミスト等を目指すような場合は別として、科目名のイメージ程はあまり役に立たない。, とは言え、金融専門職志望であれば「金融論」の単位を取って一通り学習するのは悪くないかもしれないが、ここで勝負をかける科目ではない。, この科目・講義の内容は、大学によっても異なるし、慶應経済の場合も先生によって異なるところである。ぱっと見、就活とかその後のビジネスの観点からはあまり面白そうには見えないが、先輩に評判を聞くのが良いだろう。, これも大昔からあるカテゴリーで、「国際経済」というといかにも恰好が良いが、「国際関係法」と同じで、実務的に役立つといった魅力があるわけではない。, 「国際貿易論」とかは、総合商社志望の経済学生は受講してもいいかも知れないが、だからといって、その知識をお披露目してポイントを稼げるものではないだろう。, SFCぽい。外資系金融とかで「環境、環境」と連呼をすると、「稼げない奴」と思われるかも知れないので、要注意。見た目やイメージ通り、特に役立つ科目ではない。, これも、経済史と同様、ぱっと見は文学・歴史系のように見えるかも知れないが、こちらもおススメである。人口論なんて、何十年も前に証券会社の研修で説明を受けたが、結局経済・産業はこれによって大きな影響を受けている。, 直ぐに役立つ科目では無いが、ここをしっかり勉強しておくと、長期に亘って、思考・分析力の強化につながるので良いだろう。難しい数学・計算も無いだろうからコスパの良い科目であろう。, 上記の通り、経済学部の科目というのは就活とかビジネスにおいて即効性があるものではない。ただ、勉強しておくと長期的に武器となるものもあって面白い。, 金融専門職志望の場合だと、何といっても、ファイナンスや財務会計の知識が必須なので、結局商学部系の科目を勉強せざるを得ない。, ただ、慶應の場合、伝統的に経済学部が看板学部であり、経済学部と商学部をダブル合格した場合には95%以上の者が経済学部を選択している。(出所:東進ハイスクールの調査データを基にした週刊東洋経済2019.5.11号)。, 従って、科目や講義の有用性ではなく、ステイタス性を重視して経済学部を選択したのであるから、その辺の手間は受け入れるしかない。, 今の学生は、昔の学生よりも真面目に大学の勉強をするようになったと言われている。 慶應大学は就職に強いとされているが、伝統のある看板学部の経済学部の就職状況はとりわけ良好である。, https://www.students.keio.ac.jp/com/career/service/date.html, 上位には、メガバンク、大手信託銀行、東京海上、野村證券と大手金融機関の、しかもトップ企業がずらりと並ぶ。, さらに、トップ学生の間でも人気ナンバー1である総合商社も、経済学部だけで、三菱商事に9名、三井物産に8名、住友商事14名、伊藤忠に5名、丸紅6名と、多くの学生を送り込んでいる。, また、アクセンチュアに16名、アビームコンサルティングに16名、PwCコンサルティングに9名と、人気のコンサルティング・ファームにも多くの者が就職している。, 少々意外であるのが、日本政策金融公庫(9名)、商工組合中央金庫(10名)、農林中央金庫(5名)、日本銀行(5名)、政策投資銀行(5名)と、国立が優位とされている、採用数が少なく狭き門と評価されている政府系金融機関にも多くの就職者を輩出している。, それから、慶應義塾大学経済学部の特徴として、トーマツ(10名)、あずさ(10名)と、監査法人に就職する学生が多いことが指摘できる。これは、公認会計士の合格者数が長年トップであることに起因すると思われる。, 以上のように、慶應義塾大学経済学部の就職については、質的にも量的にも何ら課題は無いように見える。, 上記の就職状況については、2ch等の学歴板では、国立優位を唱える者が多いことから、「慶応大学経済学部は人数が多い」、「慶応大学経済学部には強固なコネや体育会が混ざっており、一般学生の枠は見かけよりも減る」、「慶応大学の場合、女子が一定数いるので、一般職も含まれている。」といった批判がなされることがある。, しかし、女子と一般職については、経済学部の場合は女性の比率は2割程度と他学部(例えば法学部は4割)と比べて低く、そもそも一般職自体枠が少ないので全体に大した影響を及ぼすことは無いだろう。, また、強固なコネとか体育会というのは、はっきりとした統計が存在するわけではなく、人数自体はそれほど多くないと思料される。, 東大の場合、理系が含まれており、学部別の詳細な就職先の開示が無いので、一橋大学全体との比較が参考になるだろう。一橋大学の場合は、理系が存在せず、また、文学部・教育学部系も存在しないから、慶應義塾大学経済学部と比較しやすいからである。, また、慶應義塾大学経済学部の就職者数は1032人であるところ、一橋大学全体での就職者数は912人程度であり、若干、少ない程度だ。, 一橋大学の3メガバンクへの就職者数は、42人なのに対して、慶應義塾大学経済学部は44人なのでほぼ同じである。, 生損保については、慶應義塾大学経済学部からは日本生命が5名、東京海上が19名である。他方、一橋大学からは日本生命が13名、東京海上が16人である。日本生命については、一橋が優位であるが、東京海上については慶應経済が有利か?いずれにせよ、生損保についても特に大きな差は無いだろう。, もっとも、部門別/職種別採用ではなくリテールを含む総合職採用がメインであるメガバンク、生損保については、トップ校の学生の間では一番人気ではない。他方、部門別採用は行わないものの、金融機関と比べると部署による市場価値がそれ程違いはなく、給与水準が高い総合商社が人気である。総合商社の中でも特に難易度が高い5大商社について見ると、以下の様になっている。, (出所:2018年度(2019/3卒)における、慶應義塾大学、一橋大学のHPのデータを基に、外資系金融キャリア研究所が編集), 以上のように、慶應義塾大学経済学部の場合、生徒数を考慮しても、一橋大学全体に劣っているということはない。, また、ここでの統計には表れていないが、外銀・外コンへの就職者数では、慶応大学経済学部が一橋大学よりも多い。, このため、トータルで見ても、慶応大学経済学部の就職状況は、国立大学でトップクラスの一橋大学と変わらないレベルなのである。, 以上のように、人気企業・就職偏差値上位企業への就職力という点では、何の課題もないだろう。, しかし、課題は就職してから先のキャリアについて、十分に考えられているかどうかということだ。, 外銀・外コン、監査法人、総合系コンサルティング・ファームに就職する者は、セカンドキャリアを十分考えているだろう。, また、総合商社を選択した者は、総合商社のビジネスモデル的に、終身雇用を想定したとしてもいいだろう。, ところが、メガバンク、生損保を選択した多数派の学生はどうだろうか?ファーストキャリアとしての、入り口段階での就職偏差値や就職人気度こそ高い、これらの国内系金融機関であるが、将来も安泰とは言い難いのではないだろうか?, もちろん、20年後には無くなってしまうということはないだろうが、少子高齢化で間違いなく国内市場はシュリンクするわけで、国内でしか稼げないメガバンクや生損保の将来はどうだろうか?, 国内で稼げないからといって、下手に海外に出たり、海外M&Aをやると特損につながるということが歴史的教訓ではなかったろうか?, また、フィンテックの進展によって、店舗や人材の過剰感は既に見えているのではなかろうか?, このため、会社は将来も存続するのだろうが、年俸水準は今よりも2割位減ると考えた方が堅くないだろうか?そうなった場合、会社に留まりたいと思うだろうか?また、20年後に会社を出たいと思ったときに、年収が上がるような転職が可能なスキルを付けることが可能だろうか?, 慶應義塾大学経済学部の場合、こういった国内系の金融機関の比率が他校と比べて極めて高いため、そこに就職した学生が将来のキャリアをしっかりと踏まえた上で就職しているのかが大きな課題だと思われる。, 慶應義塾大学経済学部の就職者数1032人のうち、大手金融機関への就職状況は以下の様になっている。, 以下の大手金融機関の人数を合計すると、187名にもなる。これに、他の民間銀行や政府系金融機関を加えると、更に多くの数になるだろう。, 大手証券(野村19、大和14、SMBC日興5、みずほ8、三菱UFJMS5)合計51人, これらの金融機関に就職した学生が20年後、競争力のある市場価値の高い人材になれるかが課題なのである。, スキル的には、英語力を磨く、ITリテラシーの向上、社外でも通用する金融スキルの習得といったところが上げられる。, ただ、転職エージェントに足を運んで自分の市場価値を検証したり、外銀・外コン・総合商社に就職した友人と交流したり、独立・起業に関するコミュニティに足を運んだり、自己のキャリアを如何にして磨いていくかを考えなければならないだろう。, 慶応大学の強みとして、豊富な情報量というのがあり、それは就活時の他校には無い強みとなっているが、そういったネットワークは就職後も活用すべきだと考えられる。, 慶應でベンチャー、起業というとSFCのイメージが強いかも知れない。しかし、経済学部からも成功した起業家やベンチャー企業での幹部を輩出していることは間違いない。とは言え、経済学部の場合はコンサバなので、ベンチャーとか起業を目指す学生はマイノリティだろう。そうなると、遠い将来、得意とする金融産業が衰退した場合、経済学部自体のバリューがつられて下がることにもなりかねない。ネットIT系は数少ない成長業種であるだろうから、学校やOB会としては、長期的な視点より、この業態にチャレンジする学生をサポートしても良いかも知れない。, Utsuさん、胡散臭いようにも見えるが元外資系IT企業の辣腕営業マンが、大企業で働く意味を語る。.