英検5級の過去問・対策をご紹介するページです。過去1年（3回分）の過去問とあわせて受験対策に役立つコンテンツもご用意。受験前に級レベルの確認や力試しにご活用ください。 B, îñèiJjgbvbȺJªKv©bæí©éJbè̲ÄàbiØÞÌsbÛÊõ
ITILとは、ITサービスマネジメントにおけるベストプラクティス（成功事例）をまとめた書籍群です。ITILは、Information Technology Infrastructure Libraryの略であり、1989年にイギリス政府のCCTAによって公表されました。企業のITサービスマネジメント(運用管理業務)の品質向上を目指す上で、ITILのドキュメントを参考にすることができます。, ITILファンデーションとは、ITサービスマネジメントについての知識を証明する認定資格です。世界180カ国、25言語で試験を実施しており、国際的な資格となっています。認定元は、英国AXELOSであり、ITサービスマネジメントに関する基礎知識を保有していることを認定しています。2020年現在、日本でもPeopleCertによって試験を受験することができます。, ITILファンデーションは、ITサービスマネジメント及びITIL®についての基本的な知識を幅広く問うものであり、難易度はそれほど高くありません。入門資格であるということもあり、深く専門分野を極めるのではなく、ITサービスマネジメントに関する総合的な理解が必要になります。以下では、ITILファンデーション合格に必要なおおよその勉強時間と、実際の合格率について見ていきます。, ITILファンデーション合格のために必要な勉強時間は、20時間〜40時間程度です。1日1時間勉強したとすると、期間にして、数週間〜1ヶ月程度であると言えるでしょう。英国AXELOSの公式サイトにおいて、ITILファンデーションのシラバスが公開されており、このシラバスに基づいて勉強をすると、20時間程度となります。ただし、個人差が大きいため、時間よりも理解の程度を意識して勉強するのが良いでしょう。, ITILファンデーションの合格率は、非公開となっています。しかし、ITILファンデーションの認定試験を実施しているIT&ストラテジーコンサルティングのホームページには、合格率は高いという記述があります。また、試験問題は4択問題であり、内容もITサービスマネジメントについての基礎知識を問う問題であることから、合格率は決して低くないものと考えて良いでしょう。, ITILファンデーションを受験する際には、申込方法、受験料、試験日、試験会場の4つを確認するようにしましょう。申込後に情報を確認できるので、当日に慌てることがないよう事前に確認しておくのが良いでしょう。また、状況や年度によって変化することがあるため、自分が受験する際には最新の情報を確かめるようにしましょう。, ITファンデーションを受験したい場合は、全国に複数あるテストセンターに直接申し込むことができます。2020年現在、PROMETRICやIT&ストラテジーコンサルティングの公式サイトからオンライン申し込みが可能です。テストセンターは全国にあるため、自分の都合の良いテストセンターで、都合の良い日時を選択して予約することができます。, 受験料は、一般に43,890円（税抜）となります。支払い方法は、PROMETRICからの申し込みであれば、クレジット払いやコンビニ・Pay-easy払いが可能です。ただし、実際に請求される料金は、申し込み機関によって異なっています。また金額の変更やキャンペーンにより随時変更する可能性があるため、予約時に確認する必要があります。, 試験日は、テストセンターによって異なります。申し込み時に、テストセンターの予約可能な日時を確かめ、都合の良い日を選択することができます。ITILファンデーションは、試験日の決まっている試験ではないので、通年受験することができます。土日が休みになっているなど、テストセンターによって受験可能な日は異なるため、テストセンターの公式サイトの情報や電話で確認するようにしましょう。, 試験会場は、複数あるテストセンターの中から選択することが可能です。自分の自宅や職場の近くなど、当日に向かいやすい会場を選択するのが良いでしょう。受験可能なテストセンターの一覧は、PROMETRICの試験会場検索・予約状況確認ページから確認することができます。また団体で受験する場合には、会社の会議室で実施するなど、全国各地で出張試験を行っている期間もあります。, ITILファンデーションの試験内容について、重要な3つの特徴を説明します。1つ目は四択問題であるということ、2つ目は試験時間、3つ目は問題数です。これらの特徴をおさえて試験対策を行い、本番に慌てることが無いようにしましょう。特に、試験時間と問題数を把握しておくと、当日にペース配分を間違うことがなくなります。, ITILファンデーションの問題は、全て四択問題です。試験は、CBTと呼ばれるコンピュータを用いた形式で、コンピュータに表示された試験問題に対して、マウスやキーボードを使って解答を1つ選択する形になります。, ITILファンデーションの試験時間は60分です。ただし、母国語以外の場合は75分となります。60分間の試験時間の間に休憩は無く、開始から終了まで同じ会場の同じコンピュータを用いて回答します。実際には、会場で身分証の確認や説明などを受ける必要があるため、余裕を持って会場に入る必要があります。予約した試験開始時間の15分くらい前には、会場に到着しているのが望ましいでしょう。, 問題数は、全部で40問あります。40問を60分で回答するため、平均して1問あたり1.5分で回答するペースになります。また、2020年現在、ITILファンデーションの合格基準は65％以上となっています。そのため、合格するには、全40問のうち26問以上正解する必要があります。, ITILファンデーションは、ITに限らずITサービスマネジメントに関わる幅広い業界で使用することができます。15 Top-Paying IT Certifications for 2020にも10位にランクインしており、給与面でもプラスに働くことが考えられます。また、2020年現在、有効期限のない認定試験となっており、一度認定を受ければ再度受験する必要はありません。生涯、履歴書等に記入することができます。, ITILファンデーションの受験には、ITサービスマネジメントに関わる基礎的な知識が幅広く求められます。特に、単語や用語に関わる問題が多いため、各用語を説明できるようにしておくと良いでしょう。また、形式が四択問題で出題パターンも決まっているため、実際の試験に似た形式の問題集に取り組むことで、試験当日に落ち着いて取り組むことができます。, ITILファンデーションのための参考書としておすすめするのは、IT Service Management教科書 ITIL ファンデーション シラバス2011です。ベストセラー対策書の最新改訂版であり、豊富な解説に加え、確認問題もセットになっています。また、次世代のITILとして、ITIL4というバージョンがあり、その参考書としてはITIL® ファンデーション ITIL 4 エディションが出版されています。, ITILファンデーションの問題集としておすすめするのは、クラウド型問題集のクラムメディアEX0-001 ITIL Foundation (syllabus 2011)です。クラウドであるため、どこでも学習が可能な問題集となっています。また、トレーニングモードとテストモードが用意されており、トレーニングモードでは自分の苦手な問題を優先して反復するなどが可能です。, ITILファンデーションは、ITサービスマネジメントに関わる業務で生かせる国際的な認定資格です。現在、IT関係の企業に勤めている方や、ITサービスマネジメントの知識を身につけたい方は、スキルアップのためにITILファンデーションの資格取得を目指してみるとよいでしょう。, 関連記事：