軽自動車でトップクラスの販売台数を誇るのがホンダ・N-BOX(エヌボックス)。まさに王者。一方、かつて軽自動車の王者と言われていた車種がダイハツ・タント。2019年夏にフルモデルチェンジして商品力が大幅にアップしました。, そこで今回カーギークでは「ダイハツ新型タントとホンダ新型N-BOX」を徹底的に比較してみたいと思います。N-BOXとタントはどっちが子育て世代におすすめなのか?乗り心地の良さなどはどっちが上回るのか?N-BOXとタントの購入で悩んでる方は参考に読んでみてください。. 秋の夜長というくらいで、それと比例して日没時間もどんどん早くなっています。気がつけば、ドライブの帰り道でもう真っ暗ということもありますよね。そんな夜のドライブで重要なのが、言うまでもなくヘッドライト。実はクルマのヘッドライトはどんどん進化しています。以前はヘッドライトを... レクサス初の市販EV「UX300e」、2020年度分はわずか135台。価格は580万円〜635万円. どっちを選ぶ!? 使いやすいファミリーカーが欲しい!そう思ったら候補にあがってくるのが ホンダの「新型n-box」とダイハツの「タント」 、この2台じゃないでしょうか。. ⇒軽自動車の最新安全装備の誤発進抑制、車線逸脱警報、ハイビームアシストなど比較 新型ダイハツ・タントは相当に気合の入った新型スーパーハイトワゴンだ。そもそもスーパーハイトワゴンのパイオニアこそ2003年デビューのダイハツ・タント。以来、スズキ・パレット(現スズキ・スペーシア)、ホンダN-BOX、三菱ekスペース&日産デイズルークスが追従。なかでも、今や日本で一番売れているクルマがホンダN-BOXなのである。, では、最新のタントとN-BOXを比較して、それでも2017年に登場した2代目N-BOXが優位な点などあるのだろうか。あります!, まずはクルマのイメージだ。タントはTV CF(コマーシャルフィルム)の影響もあって、子育てカーのイメージが定着している。つまり女性、というか母親向けと言っていい。実際、子育てファミリーが使うには、先代もさることながら、運転席までロングスライドして後席の子供のケア、Bピラーレスの助手席側スライドドアから後席に子供を乗せたあと、車外に出ずに運転席にアクセスできるあたりも超便利。, が、N-BOXはカスタムではなく、標準車でも子育てカーというイメージは薄く、男性が乗ってもより自然でしっくりくる。, N-BOXの大きな魅力が、後席のあきれるほどの広さ。実際、スペーシアやekスペース&デイズルークス、さらには新型タントと比較しても圧倒的。具体的には身長172cmのドライバー、乗員基準で調整した運転席の後ろに座った場合、後席のシートスライド最後端位置のニースペースはN-BOXが約450mm。, 新型タント約355mm(折り畳みテーブルまでなら315mm)、スペーシア約340mm、ekスペース&デイズルークス約330mmというわけだ。まぁ、後席ニースペースに約330mmもの余裕があれば、長身の人が余裕で足を組めるほどなのだが、数字としてはそうである。, 後席の掛け心地、居心地に影響するのはシートのクッション性だけではない。まずはフロアから座面までの高さがポイント。これが低いとひざをかかえるような体育座りに的になり、お尻だけで体重を支えることになる。結果、落ち着かない掛け心地になるわけだ。その点、新型タントとN-BOXは約360mmとたっぷり高さがあり、軽自動車としては良好なシートクッションもあって、掛け心地、居心地はどちらも良好……。, しかしそれはタントの場合、後席を前方にスライドさせたときの話。先に触れた、シートスライド最後端位置では、シート下に燃料タンクがあり、足が引けない。すると、足の置き場の自由度が制限されるだけでなく、立ち上がり性も悪くなる。いすに座った状態で、足を投げ出したまま立ち上がろうとしてみるといい。ほぼ難しいはずだ。, が、N-BOXはホンダ独創のセンタータンクレイアウトによってシート下に燃料タンクがなく、空洞。だからシートスライドがどの位置であろうと、足が引けるのである。, 女性ならクルマもファッションの一部と捉えるべし! 7つの服の系統別オススメの小型国産車14台, ヤリスクロス・CX-3・クロスビーなど百花繚乱の「200万円以下SUV」! 徹底比較で買いを検証, 【ムービー】BMW最上級クーペM850i xDriveはアウトバーンで全開にしたくなる性能の持ち主!, 「令和元年」に発売されるクルマとその第1弾とは? そこから見えた近年の新車販売の難しい現実, コンパクトカーより高いのに買う価値ある? それでも高額化する軽自動車を選んで得するポイント5つ. ホンダの人気モデル「n-box」。そしてミラクルオープンドアというユニークなドアが人気のダイハツ「タント」。燃費、価格、安全装備など、あらゆる角度から2台を比較し、星の数で評価しました。家族に優しいスーパーハイト系軽自動車、買うならどっち? 【ルークス vs N-BOX】新型ルークスの走りは王者N-BOXを超えることができたのか?(走行性能編), 【ルークス vs N-BOX】最人気ジャンルでガチンコ対決!より完成度の高い軽スーパーハイトワゴンはどちらだ?(シート・荷室編), 【ルークス vs N-BOX】最人気ジャンルでガチンコ対決!より完成度の高い軽スーパーハイトワゴンはどちらだ?(車両概要とエンジン編), 今どき貴重なMTの左ハンドルは完売必至!「黒いサソリ」の「595 スコルピオーネオーロ」が200台限定で新登場! 最近、若い層を中心に、街中のカフェや電車内などでスマホより大きなタブレットを愛用している方をよく見かけます。それに、最近の新型車などを中心に、自動車メーカーの純正装備として、「それ、タブレットじゃないの?」といえるようなディスプレイを採用する車種も出てきましたが、実際に使ってみると、大きめの画面が... 目から鱗のクルマでスマホ活用法! パイオニア カロッツェリア大画面ディスプレイオーディオでいつものアプリ&音楽を!! ダイハツ タント&ホンダ N-BOXの写真をギャラリーでチェック!!! 【画像ギャラリー】ともに譲らぬ「生活巧者」!!! ⇒乗り降りがしやすいおすすめのスライドドア軽自動車を比較, やはり気になるのは価格です。本来、軽自動車は安く買えて、維持費も安い!が魅力だとは思うのですが、この2台に関しては、決して安く買える価格設定ではありません。, 価格はN‐BOXカスタムがおよそ10万円高い設定になっています。お買い得感ではタントカスタムが上回っています。, ターボエンジンになると、価格差はさらに大きくなって、N‐BOXカスタムが約20万円も高くなります。, アクティブクルーズコントロール(ACC)とは、車間距離を一定に保ちつつ、定速走行を自動でやってくれる機能です。追従走行してくれるので、高速道路でのアクセルとブレーキの操作が必要なくなります。30km/h以上で作動するので、高速道路でのノロノロ運転でも対応してくれるので、ドライバーの疲労軽減に大きく貢献してくれます。, 後席カーテンエアバッグはスーパーハイトワゴンにはとても大事な装備です。横からの衝突に弱いので、大事な家族を乗せて走る以上、万が一に備えることをおすすめします。タントカスタムはオプションでも設定できない装備です。, 価格だけを見るとタントカスタムがおすすめですが、安全装備ではN‐BOXカスタムがタントを圧倒しているイメージです。もちろんタントカスタムも最新の軽自動車として充分な安全装備が採用されています。, ⇒安全性が高い軽自動車のおすすめランキング ALL RIGHTS RESERVED. !【新車】, 話題沸騰!! ●【画像ギャラリー】ともに譲らぬ「生活巧者」!!! ■高速直進安定性 全高1700mm以上の高さを活かした室内空間と、使い勝手の良いスライドドアが人気のスーパーハイトワゴンと呼ばれる2台です。. 【画像ギャラリー】ともに譲らぬ「生活巧者」!!! N‐BOX比較・ランキング 試乗や走行性能、燃費、価格、室内の広さや安全装備など比較 タント比較ランキング 人気軽自動車のライバル比較, 2017年から2018年にかけて、軽自動車で一番注目の2台がN‐BOXとタントです。, 全高1700mm以上の高さを活かした室内空間と、使い勝手の良いスライドドアが人気のスーパーハイトワゴンと呼ばれる2台です。, その中でも特に人気なのは、エアロパーツで装飾されたスタイリングが魅力の「カスタム」です。カスタムは通常ボディとスタイリングデザインが違うだけでなく、装備やエンジンラインアップなども違っています。, 2017年に新型となったN‐BOXカスタムと比較すると、2013年発売の現行タントカスタムは不利ですが、販売台数ではこの2台がトップ2になることも多い人気モデルです。, 軽自動車人気をけん引する、N‐BOXカスタムとタントカスタムを比較して、よりお買い得でおすすめはどちらかを紹介します。, ⇒N-BOX/カスタムのグレード比較 ターボは必要?カスタムは?どのグレードを選ぶ? 2020年10月22日、「レクサス」ブランド初となるEV市販モデル「UX300e」が発表されました。2020年度分は135台の限定で、商談申込み(抽選)の受付がスタートしています。申し込みはレクサスの公式Webサイト上から、10月22日(木)13:30から11月4日(水)23:59までの期間になり、当選者には... 2016年、ホンダは高性能2シータースポーツ「NSX」第2世代を発表しましたが、第3世代となる次期型を早くも予想してみました。満を持して登場した2代目は、そのハンドリングなどで高評価を得たものの、世界を振り向かせ、カルトファンを惹きつけた初代に比べインパクトに... 「スッと曲がる印象」トーヨータイヤの新スタッドレス 、オブザーブ・ギズツーが厳しい日本の冬を安心で楽しくする!【TOYO TIRES OBSERVE GIZ2試乗】. ダイハツ タント&ホンダ N-BOXの写真をギャラリーでチェック!! チェックすることができます。, ※ 燃費は国土交通省発表平成26年3月発表自動車燃費一覧よりJC08モードの数値から掲載しています。. 平成28年式 ホンダN BOX G・ターボLパッケージ(パール 走行距離1万km走行) 2017年9月査定。, ※過去約6ヶ月間の弊社査定実績の中での最高額。 ※本記事内に安全装備への言及がありますが、安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。, 軽自動車で今や最も売れているカテゴリーがスーパーハイト系。その中で、ホンダN-BOXは発売から約5年で4度の年度軽4輪車新車販売台数第1位を獲得した人気モデルだ。そのN-BOXが2017年9月にフルモデルチェンジし2代目となった。そんなN-BOXのライバル関係にあるモデルが、ダイハツ タントだ。ミラクルオープンドアと呼ばれるユニークな大開口のスライドドアが人気。軽自動車新車販売台数ナンバー1の座を争うN-BOXとタントを徹底比較した。, 2代目N-BOXは、国産車の中でもトップクラスの安全性能を得ている。歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備「ホンダセンシング」を全車に標準装備。前後の誤発進抑制や、高速道路などで疲労軽減に役立つ前走車追従式のクルーズコントロールなども用意されているので、どのグレードを買っても安心できる, タントの特徴は、センターピラーレスのミラクルオープンドア。センターピラーレスなので、非常に開口スペースが大きいのが特徴。お年寄りなどの乗り降りも便利だ。タントも歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備「スマートアシストⅢ」が用意されるが、未だ一部のグレードはオプション設定。, タントのエンジン出力は52ps&60Nm。N-BOXは、58ps&65Nmとなっていてタントよりパワフルなエンジンを積む。, N-BOXは、パワフルで実燃費重視なので燃費が悪いという言い訳をしているが、最新のN-BOXとモデル末期のタントでは開発時期が異なる。いくらパワフルだからとはいえ、最新モデルが燃費で負けるというのはホンダらしくない。パワフルでありながら、低燃費という二律背反するような条件を満たすことが技術の進歩でもある。, タントは重い車重をカバーするために、樹脂製のパーツなどを使い軽量化し燃費を少しでも良くしている。同じクラスに属するスズキ スペーシアは、マイルドハイブリッドを使い32.0㎞/Lという低燃費を実現。, スーパーハイト系は、軽自動車とはいえ価格は1.3Lクラスのコンパクトカーを超える価格帯。もはや、生活の足というレベルではなく多くの機能が求められるだけに、なるべく上級グレードを選んだ方が満足度も高い。, また、リセールバリューも上級グレードほど高価になるケースが多いので、短期で売る場合にメリットがある。, お勧めグレードのN-BOXとタントでは、6万円ほどN-BOXが高価な価格設定になっている。細かな装備差はあるが、安全装備面の機能差によるものが大きい。まず、タントにはサイド&カーテンエアバッグは装備されていないのに対して、N-BOXは標準装備化されている。また、先進予防安全装備ホンダセンシングの機能である先行車追従式のクルーズコントロールも標準装備となっている。, この差を考えると、ややN-BOXの方が、買い得感があるように見える。しかし、N-BOXは右側パワースライドドアがオプションなのに対して、タントは標準装備だ。また、タントは14インチアルミホイールが標準だが、N-BOXはスチールホイール。微妙に装備差があるものの、装備面からみるとほぼ同等レベルの価格といえる。, ただし、クルマの動的性能差を含むと、N-BOXが圧倒しているので、クルマ全体のコストパフォーマンスという視点ではN-BOXが優れる。, 初代N-BOXがモデル末期でも売れていた理由のひとつに、大幅値引きがあった。しかし、新型になり販売台数も好調ということもあり、初代N-BOXのような大幅値引きはしばらくの間期待できない。, ただし、ライバル車であるタントやスペーシアがそろそろフルモデルチェンジの時期に入っている。こうしたライバル車がフルモデルチェンジした後が、N-BOXの値引きがアップする時期となる。よほど焦って買わなければならない理由が無い限り、N-BOXの購入はライバル車がフルモデルチェンジするまで待つといいだろう。, 逆に、タントはモデル末期ということもあり、大幅値引きが期待できる。N-BOXの見積もりを持って商談すれば、最初から値引き勝負に出てくるだろう。ただ、ちょっと安くなったからと言って買ってはいけない。モデル末期ということは、すぐに新型が出て旧型になり、リセールバリューが下がることを意味している。その分に見合う金額がでない限り購入は見送るといいだろう。, また、タントの場合、多くの登録済み未使用車が流通している。未使用は、メーカーやディーラーの都合で登録だけしたクルマなので、基本は新車と変わりない。中古車扱いになるため、価格的にはかなり安くなっているので、こうしたモデルを探し、さらに値引きして購入すれば、かなりリーズナブルに買えるだろう。, N-BOXとタント共に、水平基調のインパネデザインが採用されている。これは、室内を広く感じさせることや視界を良くする効果がある。ただし、各部のデザインは大きく異なる。, 初代N-BOXは、圧倒的な室内スペースの広さで人気モデルになった。ただ、軽自動車は、全長3,395㎜という制限内で各社工夫しなくてはならい。2代目N-BOXは、その広さを継承。室内長は2,240㎜とクラストップレベルとなる。, やや設計の古いタントだが、室内長は2,200㎜。その差は僅かだ。タントの場合、ピラーレスのミラクルオープンドアをもち、運転席のドアを開くと広大な開口スペースを誇る。高齢者でも乗り降りもしやすいのが特徴だ。, シートアレンジなどの使い勝手では、N-BOXの上級グレードにスライド量57cmという助手席スーパースライドが設定されている。前方にスライドさせれば、大きな荷室や広大な後席スペースになる。後方にスライドさせれば、後席右側シートに近くなり、チャイルドシートに座った子供の世話もしやすくなる。, また、N-BOXの後席座面は上方にはね上げることが可能。背の高い鉢植えなど倒せないような背の高い荷物も積載できる。タントの助手席は、背もたれが前方に90度倒れる。テーブルとして使ったり、長尺物を積載することも可能だ。, 軽自動車なので、両車とも全長3,395㎜、全幅1,475㎜と共通。異なるのは全高でN-BOXが、クラストップレベルの1,790㎜でタントが1,750㎜となっている。, 全高は40㎜もN-BOXが高いのだが、並べて見ないかぎりタントが小さく見えることはない。逆にタントはウインドウ部分が多く背が高く見えるくらいだ。N-BOXはウインドウ部分がタントに比べて少なく、全体的にギュッと凝縮された塊感があり小さく見える。, また、N-BOXは、車名通り四角いボックス型。シンプルな面構成ながら、なかなか張りのあるデザインで力強く見える。逆にタントは、滑らかな面構成で優しさを表現。女性的に見せているのが特徴。残念ながら、タントはモデル末期になってきたこともあり、やや古く見えかもしれない。, そして、両車ともより迫力を重視したカスタムモデルが用意。両車ともLEDを駆使し、夜間でもひと目で分かるような目立つデザインが採用されている。N-BOXは、さらにクラスを超えた装備で、流れるように光るシーケンシャルタイプのウインカーが用意されており、より存在感をアピールしている。, ホンダは歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備「ホンダセンシング」を全車に標準装備化した。全車標準装備化は、軽自動車としては初の試みだ。また、軽自動車以外でも高級車を除くと初となる快挙でもある。他の車種では、まだ標準装備化は遅れているものの、交通死亡事故ゼロを目指すことは、自動車メーカーの責任でもある。こうした理想を目指したホンダの姿勢は高く評価できるものだ。, また、乗員を守るサイド&カーテンエアバッグを標準装備したグレードも多いのがN-BOXの特徴。カスタム系を含めた9グレード中、7グレードで標準装備化されている。サイド&カーテンエアバッグを標準装備化しているモデルは、高級車以外ではかなり少ないのが現実。こうした装備を積極採用しているN-BOXの安全性能は非常に高い。, それに対して、ダイハツの歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備「スマートアシストⅢ」は、残念ながら標準装備化されていない。また、サイド&カーテンエアバッグに関しては、最上級グレードのG SAⅢにだけオプション設定という非常に物足りない状況だ。, こうした装備差は、企業の安全に対する姿勢が明確に表れる部分だ。歩行者検知式自動ブレーキなどは、先進予防安全装備などと呼んではいるが、今や10万円を切るようなベーシックな安全装備。標準装備化してもおかしくないレベルになっている。, 標準装備化しないメーカーの言い分は「価格が高くなると、顧客が買ってくれない」、「安全装備など付いていなくていいから、価格は安い方がいい」という顧客もいるからという。こうした顧客が運転する歩行者検知式自動ブレーキが付かないクルマに衝突された歩行者は、とんでもない災難だ。, クルマは扱い方を誤れば、人を殺める凶器になる。また、すべてのドライバーが、その加害者になる可能性がある。こうしたリスクを低くする機能があるならば、積極的に標準装備化することが、交通死亡事故ゼロを目指すと宣言している自動車メーカーの責任でもある。我々顧客は、こうした自動車メーカーの本音の姿勢を装備体系で知ることができる。安全に対する本音はどこにあるのかという企業の姿勢を見て、自動車メーカーを選択するといい。, タントはモデル末期ということもあり、走行性能面では、ほぼすべての面でN-BOXが上回る。N-BOXのエンジン出力は58ps&65Nm。タントは52ps&60Nmとなっており、N-BOXの方が数字上でもパワフル。, さらに、車重はN-BOXが930㎏なのに対して、タントは940㎏とやや重いこともあり、N-BOXの方が若干元気よく走る印象だ。ターボ車は、N-BOXのトルクが104Nmに対して、タントは92Nmとなっていて、力強さの差はより明確になっている。, ただ、どちらも市街地で必要十分といったところだが、高速道路などではやや非力感がある。ロングドライブや高速道路を走りことが多い人は、ターボモデルがお勧めだ。, 乗り心地面でも、N-BOXが上回る。N-BOXは、柔らかめの乗り味になった。カーブではそれなりにクルマが傾くが、不安感がある傾き方ではないので好印象。タントは、カーブでの不安定感を無くしたいという意思を感じるやや硬めの乗り味。速度が高めだとタントの方が安心できると感じる人も多いかもしれない。ただ、街乗りではややゴツゴツとした乗り心地になる。, 出来の良いのは、N-BOXカスタムのターボ車。車内の静粛性を高める素材がより多く使われていて、コンパクトカーを超える静粛性を手に入れている。その分、価格もグッと高めで約195万円。コンパクトカーのハイブリッド車が十分に買える価格帯だ。, リセールバリューとは、新車で購入した車が3年後にどの位の価値が残っているかを指標化したもので、リセール(再び売る)時の価値(バリュー)を残価率で示す。中古車大手のガリバーが算出したリセールバリューは、下記の通りとなった。, 下取り車を売却するうえで重要なのは、正しい価格を知ること。そのためには、必ず買取り店で査定することだ。買取り店は、中古車相場のプロ。買取ったクルマがいくらで売れるのかを熟知している。そのため、買取り店での査定価格がひとつの目安になる。, ディーラー系での下取りの問題点は、例えばホンダならホンダ車、ダイハツならダイハツ車の下取りには比較的強いが、他社のモデルの下取りには弱い。これは、自社銘柄の下取り車なら、自社の中古車店で売れるので、多少高値で買取っても利益が出る。しかし、他社銘柄の下取り車は結局、買取り店と同じくオークションに出すしかないのだ。, また、ディーラー系下取りの場合、値引きを大きくして下取り車の価格を下げるという技を使うこともある。こうなると、下取り車の価格を知っておかないと、ディーラー側の思うつぼにはまってしまうことになる。, 正しい価格を知っていれば、こうしたリスクは回避できる。理屈をどうであれ、顧客側からすれば、とにかく高値で売れればいいだけだ。最後は、一番高値で買取ってくれるお店に売ればいい。, スーパーハイト系の軽自動車は、自転車まで積める積載性や両側スライドドアによる乗り降りのしやすさなど、子育て層だけでなく高齢者のいる家庭での使い勝手もよい。こうした使い方をするのであれば、非常に魅力的な1台となる。, しかし、高さが必要な荷物を載せることが無く、それほど乗り降りのしやすさが必要ではないという人は、注意が必要だ。スーパーハイト系は、利便性が高い分、価格がかなり高価になっているからだ。上級グレードでオプションを選択すると、もはや1クラス上のコンパクトカーでハイブリッド車が選べるくらいになる。, その上、背が高いことは、クルマとしての性能が出しにくいという面もある。車重が重くなるので、力強さに欠け燃費も悪化傾向になる。全幅が狭いのに背が高いので、横風に弱く、風が強いとフラフラする。, 使い勝手が良い反面、こうしたデメリットを理解したうえで購入したい。また、軽自動車はメーカーやディーラーの都合で登録済み未使用車が多数発生する。登録済み未使用車とは、登録されただけなのでほぼ新車コンディションを保っているクルマ。制度上では、中古車扱いになるので、多くの中古車店で売られている。価格は新車に比べ、かなり安く設定されているので、こうしたモデルも選択肢に入れてみるのもいいだろう。, ※過去約6ヶ月間の弊社査定実績の中での最高額。 ■ロードノイズ ヨコハマタイヤから、冬にこだわった2つのタイヤを紹介。スタッドレスタイヤの「アイスガード6」と新商品のオールシーズンタイヤ「ブルーアース4S AW21」。「氷に効く、永く効く、燃費に効く+ウエットと音に効く」。というのがアイスガード6のキャッチコピー。ヨコハマタイヤによると... 暗闇が見える!ベロフ「ナイトビジョン ドライブレコーダー システム」で夜のドライブがまったく変わる!! 新ハンターカブ・進化の歴史とその魅力【ホンダ CT125ハンターカブ・概要編】, ケンウッドから360°鮮明な映像が記録できる高性能ドライブレコーダー「DRV-CW560」が新たに登場, 2ストロークの排気系とは?エキスパンションチャンバーで燃焼ガスを吸い出す【バイク用語辞典:排気系編】, ヨコハマタイヤの「GEOLANDAR X-CV」「GEOLANDAR X-AT」が、国際的に権威のあるデザイン賞を受賞, 清水和夫がフランス自動車業界の闇を暴露!? 【2020】タントとN-BOXを徹底比較!乗り心地や安全装備の違いは?子育て世代にはどっちがおすすめ?【ライバル車】【長所短所】 軽自動車でトップクラスの販売台数を誇るのがホンダ・N-BOX(エヌボックス… ダイハツ タント&ホンダ N-BOXの写真をギャラリーでチェック!!! ディーラーに行かなくても新車の総支払額を知ることができ、ここで値引き交渉もできる便利なサービスです。 !. なんと NBOXは軽自動車の新車販売台数部門で1年以上連続首位キープ です! タントも7月にフルモデルチェンジ し台数も伸びてきていますが、それでもなおN-BOXには勢いがあります。 スライドドア 開口幅やステップの高さを比較 【タント】