コーヒーかすと腐葉土などの“たい肥”を用意して、バケツに入れます。 1日1回混ぜて、約1か月、その作業を続けます。コーヒーかすが増えてきたら、継ぎ足しても大丈夫です。 熟成をさせたら、ガーデニングの肥料として活用ができます。 コーヒー抽出カスの驚くべき消臭力をご紹介!普段捨ててしまうコーヒーカスでオリジナルの脱臭剤を作りました。市販の消臭剤より効果抜群!家の中の気になるニオイにさようなら♪ レギュラーコーヒーを愛飲していると必ず出る「コーヒーかす」。 「消臭効果を期待して再利用!」と良く言われていますが、実際のところは…。, これはある日の店舗で出たコーヒーかすですが、毎日毎日これだけの量を捨てるとなると、なんだか勿体ない気にもなります。, 確かにそれぞれ再利用方法としては正しいとは思うのですが、実際にやってみるとあることに気付きます。, 「消臭・脱臭剤として使う」場合、乾燥させたコーヒーかすを布等に詰めて使用すると思いますが、少しでも水分が残っていようものなら、消臭・脱臭どころではなく白カビの温床となります。 これが結構シビアで、私自身何度も乾燥させたつもりで失敗しています。, 水分を飛ばすということは必ずエネルギーが必要となります。 真夏のカンカン照りの日であれば、日中に薄ーく敷いておけば良いのですが、そうでなければ, コンロであればガス代が、電子レンジであれば電気代がかかります。 1~2人前のコーヒーかすをフライパンにかけたとしても、完全に水分を飛ばすのであれば経験上10分以上はかかります。, 電子レンジの場合でも一番高いワット数でも数分程度では全然水分は飛びません。 毎日コーヒーを1杯飲むとして、毎日コーヒーかすをコンロや電子レンジで乾燥させるのであれば月々の光熱費に大きく関わってきます。, 正直、そこまでの手間とコストをかけてまでコーヒーかすを再利用しようとするのはナンセンスに思えます。 毎日コーヒーかすが出るにしても、乾燥させるのは天日干しができる日だけにしたり、たまにコンロや電子レンジを使う程度が望ましいと思います。 あとは、1日で取り換えるのであれば完全乾燥していなくても良いかもしれません。, 石鹸に混ぜ込む以外は大体試してみましたが、上述した様にどうも乾燥させる手間とコストを考えると、「う~ん」って感じです。 ただし、全部が全部ダメだったというわけではありません。 ということで、実際に試してみて良かった(おススメできる)再利用方法をご紹介していきます。, 電子レンジでお弁当や総菜を温めたりすると、臭いが取れなくなりませんか? 私の喫茶店はゲストハウスも併設していて、宿泊のお客様が持参してきたものを温められるように電子レンジを置いているのですが、これがすぐ臭くなるんですよ。 しかも市販の電子レンジ専用脱臭剤って結構高いんですよね。。, しかも湿ったままのコーヒーかすで良いので手軽です。 乾燥させるついでに電子レンジの消臭・脱臭ができるので超おススメです。, メジャーな方法ではありますが、これもおススメです。 吸殻って火がちゃんと消えていないことってよくあるんですよね。, しかも気付かなければ火災の原因にもなりますし。 灰皿に1cm程度の厚みで敷いてあげれば、火も消えるし、ついでにタバコの煙臭さが若干軽減されます。, うちもゲストハウスの喫煙所はコーヒーかすを使っています。 毎日取り換える(捨てる)のであれば完全に水分を飛ばす必要もないですし、楽です。 ただし、タバコと無縁の方には意味のない再利用方法です。, すぐには使えないのですが、コーヒーかすは有機物なので発酵・熟成させれば堆肥になります。, 我が家には手作りコンポストがあり、日頃出る生ごみと一緒に使わないコーヒーかすはコンポスト行きです。 土を被せているのでそこまで臭いませんが、発酵を促す為にかき回したりするとまぁ生ごみですから多少は臭います。, 要するに「コーヒーかすを完全に乾かして使う方法は割に合わない!」ということを言いたいのです。, 消臭・脱臭効果は確かにありますが、どこまで手間暇かけれるかが御座なりになっている情報が多い様に思えます。 コーヒーかすの再利用はできる限り短期間で取り換えのできる方法をとるのが一番現実的かなと。 すぐに捨てるのであれば、電子レンジの臭い取りくらいはやってみるのも損はないかと思いますよ!, 【レトロボーイコーヒー】の自家焙煎豆をオンラインショップからご購入いただけるようになりました。 突然ですが、皆さん。コーヒーは飲むものだと思っていませんか? はい、確かに飲むものではあります。 しかし、飲むだけのものではないんです。 コーヒーを淹れたあとの「コーヒーかす」が消臭剤になること、皆さん知っ 苗やプランターなどのガーデニンググッズをそろえる前に、まずはネットで情報を得ると人も多いのではないでしょうか。, でも、ネットにはプロ(=本業)や一般人が書き込んだ情報があふれていて、「実際に何が本当なのか?」という心理状況になることもあります。, 筆者が見つけたのが、「コーヒーかすを土に混ぜると、ガーデニングに良い」というもの。, ネットや生活情報雑誌などでも、淹れた後の“コーヒーかす”の活用法がたくさん掲載されています。, おそらく「生ごみや室内の消臭に使うと良い」という情報は、ご存知の方も多いのではないでしょうか。, 最近では、脂肪燃焼にも効果あるということで、美容でもコーヒーかすが使われているそう。, コーヒーかすと砂糖・オイルをブレンドした「シュガースクラブ」が美容マニアの間で注目されています。, このように、コーヒーかすは生活を快適にするツールとしても使われていることがわかります。, 「コーヒーかすを土に混ぜると、ガーデニングに良い」と聞くと、おそらくガーデニング初心者の方は、「コーヒーかすをそのまま土に混ぜちゃえば大丈夫なんだ」と思うことでしょう。, でも、ガーデニングショップの方に真相を確認したところ、「コーヒー豆は抽出したら、本来持っている栄養分が失われてしまう」とのこと。, また、コーヒーかすをそのまま混ぜてしまうと、植物の成長に欠かせない土壌の窒素量も減り、植物の発芽も阻んでしまうリスクもあるということも。, 1日1回混ぜて、約1か月、その作業を続けます。コーヒーかすが増えてきたら、継ぎ足しても大丈夫です。, ご存知の通り、たい肥は少しクセのある臭いがしますが、コーヒーかすを混ぜることによって、臭いも抑えられる効果もあります。, また、コーヒーかすと肥料を熟成することによって、土のベストコンディションに不可欠な微生物の成育を促すのだとか。, 発酵したコーヒーかすの肥料を足すと、虫よけ効果もあるので、栽培した花植物が虫にやられることも、減ります。, このように、「コーヒーかす+たい肥」の足し算レシピなら、「1+1=2以上」の相乗効果も見込まれます!, 土づくりから始めた花や植物の栽培は、我が子を育てるような気持にもなるかもしれません。, ぜひこの春に、コーヒーかすを使った土づくりから始めるガーデニングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?, 日刊Sumaiは、住宅雑誌「住まいの設計」、リノベーション専門誌「リライフプラス」を発行する扶桑社が運営するウェブサイトです。「日刊Sumai」では新築住宅やリノベーション住宅の事例を中心にインテリアやDIYや身近な暮らしの知恵など、家と暮らしに関わる様々な情報を提供しています。, Copyright 2020 FUSOSHA All Right Reserved.Powered by 住まいの設計.